6月に入り、2023年3月決算分の配当金が続々と入金され始めています。
日本の企業は3月末決算が圧倒的に多いので、配当金や株主優待目当てに多くの個人投資家も権利確定日前に動いていたかと思います。
株は予め仕込んでおく方が利益が取れる
ところで、株主優待目当ての場合も配当金目当ての場合も計画性が必要です。
権利確定日の直前に株を買ってもいいことはあまりありません。何故なら権利確定日に向かって多くの場合は買いが加速するため、既に高値にある場合も多いからです。
せっかく配当金がもらえても、権利落ち日以降に株価が下落して、配当金をもらった以上に含み損を抱えては意味ありません。
やはり、目ぼしい企業には普段から目を付けておいて、一年のうちでも安い時期に買っておくのが正解です。
高配当株はボーナ支給と同じ
3月決算分の株主総会の案内や議決権行使の案内が連日届いています。以前はハガキによる提出がほとんどでしたが、最近ではスマホでQRコードから読み込み、回答をタップするだけで数分で終わるものが多いですね。
3月決算分も今のところ全企業をスマート行使でやっています。郵便ポストに出しに行く必要もないので、本当に楽になりました。
株主総会の案内だけでなく、上記画像のように高配当株の配当金計算書もどんどん届いています。「高配当株をやっていてよかった」と思える瞬間が、万単位や十万単位の配当が入金されるこの時ですよね。
日々の利益確定とは別に、保有しているだけで忘れた頃に入金されるので、お得感が違います。
3月決算分は6月以降、9月決算分は12月以降の入金なので、まさに個人投資家にとってはボーナス支給な訳です。