私の株式投資はとてもシンプルです。
これは著作でも紹介している通りで、複雑な売買テクニックや秘密の指標を使いこなしているわけではありません。だからこそ「初心者でも私のメソッドを使用して株式投資で勝てる」と言い切っているわけです。

株を買ったり売ったりする時に参考にする指標は?

本の中ではいつくかの指標を紹介していますが、それらは新たな銘柄を発見する時に参考にすることが多いです。それとは別に「実際に株を買う時のタイミングを計るための指標はありますか?」という質問をいただいており、このブログでお答えしたいと思います。

よく世間で言われている売買時の参考になるものとしては、移動平均線・MACD・ローソク足・一目均衡表等がありますね。多くの投資家がこれらで買いや売りのタイミングを計っているのは事実だと思います。以前は私もこの4つはよく見ておりました。

しかしです。
多くの投資家が実際に使用しているツールをそのまま使用していて、果たして株式投資で勝てるのでしょうか?

株式投資での勝ち組は圧倒的に少数であることは事実だとすると、ほぼ全員が参考にする物差しでタイミングを計っても良いのか?という疑問も出てきます。

指標の通りに株価が推移するなら、大多数が勝っているのではないでしょうか?
結局は移動平均線もローソク足も後からの解説向きの結果論であり、今とその後の近未来を確実に予測できるものではないと考えております。だから少数の勝ち組と大多数の負け組に分かれてしまうのではないでしょうか?

同時に投資にはメンタルの状態も大きくかかわってくるため、狼狽売りでの損切り/恐怖からの投げ売り、株価急上昇による高値掴み等が頻繁におこり、各種指標から細かく計算しても、自分の計画とは無関係な売り買いをしてしまうことも多いと思います。

そういう私も本来買わないはずの位置で初回の買いを入れてしまい、その後の平均取得単価を下げる過程で大変苦労する場面もいまだにあります。

まとめ

以上の理由から、現在は細かい計算や移動平均線・ローソク足等の分析、それらのツールを使用しての売り買いのGOサインを出すことはほとんどありません。

例えば、一目均衡表で雲の下をボックス相場で推移していたとしても、ボックス圏内での底値で買い、高値で売れば十分に稼げます。決して「雲の下にいるから手を出さない」という理論が堅実とは言えません。また雲の下にいる株価もいつかは雲の上限を突破してきますので、雲の下の買いは後に来る上昇のための貯金にもなります。

世間の情報では「雲の上限を突破したから、これから上昇が期待できます。だから買いましょう!」となると思いますが、結局はこの時に儲かる投資家は、雲の下の底値圏でしっかりと株数を蓄えた一部の人になるのです。

要するに私は世間での情報から離れることで大多数の流れに巻き込まれることなく、自分の投資基準で動くことにより、勝利を手にしているのです。

2023年の私は、例年の通り損切りはゼロでした。勝率100%で利益しかありません。本で紹介した「買いと売りのタイミング」が基本であり基準の全てなのです。

高配当株への投資は生活を豊かにする

たくさんあるので一部だけお見せしますが、8月、9月の中間決算の配当金計算書が先月から続々届いています。

高配当株への投資は、リアルタイムトレードの勝ちによる利益だけでなく、配当金による収入でも大きく利益を得ることができる最強の投資と言えます。